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東大合格請負人時田啓光による、志望校に合格するための勉強法
2020-01-22

1+1=2ってホント? 常識に向き合う (東大合格請負人 時田啓光 合格舎)

こんにちは

東大合格請負人の時田啓光です。

昔、「エジソンの母」という小学校が舞台のドラマがあった。

 

そこで、教師と小学生気になる会話があった

生徒「先生、先生、あのさぁ、1+1ってなの?」

先生「うん、1+1=2ですよ」

生徒「絶対2なの?」

先生「そう、絶対よ」

生徒「でもさ、でもさ、このみかん1個1個になるけど、こうやると・・・(皮をはいで、実をばらばらにする)2個じゃないよ??

先生「そ・・・それは違うよ、それは反則なの」

生徒「なんでぇ?だって、1+1は2なんでしょ?

先生「それは反則です!そういうものなの!!1+1=2って決まってるんです!

って教師に一喝されて、真相はうやむやに終わりました。

 

1+1って、皆さんどうやって習いました?

大人になって考えたことない。。。なんか、当たり前に使っちゃってる

 

そういえば、小学校では算数

中学校からは数学

って名前が変わるよね。。。  この境目ってなんだろう??

色々と定義があると思うけど、たぶんこういう事だと思う

小学校の「さんすう」で学んでいる事は、主に物の単位を使ったものです。

メートル、リットル、デシリットル、センチ、度、個、棟、匹、本、畳、羽・・・

計算をする時の大前提

「物の単位を揃えましょう」

1個のリンゴと1mの距離を足したらいくつですか?

1個+1m=?

これは計算できない、なぜって単位がそろってないからだよね

じゃあ、1mと1cmを足すと長さはどうなりますか?

1m+1cm=?

これだと計算できないよね、どうするんだっけ?

 

そう、単位をそろえるんだ!


1m=100cmだから

100cm+1cm=101cm

これで出来上がり!

みかんも一緒

皮をむいていないみかんと、皮をむいてバラバラにしたみかん

単位が違うから計算ができない

 

皮をむいてる同士むいてないバラバラ同士だったらできる

この単位の原則を学ぶのが算数

じゃあ数学は??

嫌いな人いっぱいいるよね

急に、とかとか出てきて、証明とか

出てきて、おぇぇ(笑)

このとかっていうのは、「何だか分からない謎なもの」

 

使い方が分かりにくい よね

なんでだろう??

 

それは、算数は単位も情報も全部与えられいるからなんだ

むずかしい数学で求められているのは

 

「単位を自分で作るってこと 」

値も、単位すらも分からない 、だからとかを使うんだね

 

「見えないもの」を考える

そこにはないけど、もしあったら・・・

こんな道具あればいいのになぁ

そんな想いが数学という科目から湧き出しているのかもしれない

 

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