偏差値55~60大学 高校英語 参考書&問題集ルート (東大合格請負人 時田啓光 合格舎)
目標大学別の高校英語の学習参考書ルートを紹介します。
※偏差値は河合塾発表のものを参照しています。
偏差値55~60あたりの大学編※
※東京理科大(理、理工、先進工、創域理工、経営)、上智(経済、理工)、北里(獣医)、明治(政治経済、経営、商、国際日本、総合数理、理工)、青学(経済、地球社会、国際政経、理工)、同志社(経済、商、グロー地域、社会理工、生命科学)、立教(経済、理)、学習院(国際社会、理)、工学院(先進工)、中央大(法、総合経済、文、、総合政策、国際経営、理工)、法政大(社会、国際文化、法、経済、理工、デザイン工、情報科学)、立命館(産業社会、国際関係、経営、生命科学、経営、情報理工、理工)、関西大(経済、社会、システム、環境都市工、総合情報)、関西学院大(理、生命環境)、近畿大(建築、情報)など
英語を基礎から始める単語帳
『システム英単語Basic<5訂版>』
[特徴]
英語に苦手意識があったり、中学英語でもミスがある人であればまずこの英単語帳からスタートしましょう。最新の大学入試問題、高校入試のデータから選ばれた重要単語がまとまった単語帳です。そして「ミニマル・フレーズ」という英文読解に役立つ文章がすべての単語に掲載されています。最小限の労力で最大限の学習効果が得られる工夫がされており、音声ダウンロードあるので、それも利用してリスニングの学習にも役立ちます。このレベルの単語帳はできるだけ早く終わらせなければなりません。◎こんな人にオススメ
・中学英単語があいまいな人 ・英単語を覚えるのが苦手な人 ・最新の入試データで英語学習がしたい
入試レベルに向けた単語帳
『システム英単語<5訂版>』
[特徴]
ベーシックレベルを一通り覚えたら、こちらの英単語をすすめましょう。Stage1とStage2はベーシックと同じ内容です。Stage3は完璧にしてください、Stage4はできれば7割くらいを目指してください。ただし上智など英語のレベルが高い大学や英文学科などを目指している人や英語を得点源にする人は全て覚えましょう。Stage5は全員必ず取り組んで下さい、他の人と差をつけられます。ベーシックと同様最新の大学入試問題、高校入試のデータから選ばれた重要単語がまとまった単語帳です。そして「ミニマル・フレーズ」という実際の英文で出題され、問題を解く上でも重要な例文が紹介されているので、英単語を学習しながら読解や文法も学習できる実用的な本です。音声ダウンロードあるので、それも利用してリスニングの学習にも役立ちます。志望校対策もバッチリ行えます。◎こんな人にオススメ
・ベーシックレベルは9割覚えた人 ・入試に向けてレベルアップしたい人 ・最新の入試データで英語学習がしたい人
ジャンル別で英単語力を飛躍させる
『話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]』
[特徴]
社会問題、環境問題、経済、グローバル化、テロなどのテーマに基づいた、通常の単語帳では見かけない単語演習が可能です。また、英作文で利用しやすいフレーズが収録されており総合的な英語力を上げたい場合も役立つ。内容的にかなり専門的な単語を扱うので、ベーシックな内容からスタンダードな内容までほぼ完ぺきにした受験生だけに取り組んで欲しい。中途半端に始めると全く進まないし、覚えられないはずです。自分の力をさらなる高みに伸ばしたい人がぜひチャレンジして欲しい学習ツールです。◎こんな人にオススメ
・シスタンレベル1~3は完璧の人 ・入試に向けてさらにレベルアップしたい人 ・ジャンル別に知らない単語をつぶしたい人
英熟語の土台作り
『まる暗記ゼロのイディオムマスター』
[特徴]
英単語は覚えてきたけど英熟語が全然覚えられない、と悩んでいる人を救ってくれる本です。英単語の組み合わせで、なぜそんな意味になるのかを分かりやすく説明してくれます。ただの英単語帳とは違って読み物として利用できるので、最初はまずは解説を読んで「へーそういうことなんだ」と理解するようにして、2周目から覚える作業をすると良いでしょう。1冊しっかり理解できれば、模試や入試で知らない熟語ができても推測できるようになるはずです。◎こんな人にオススメ
・中学~高1レベル英単語は覚えた人 ・英熟語が覚えられない人 ・英文法や英文読解で点数が取れない人 ・知らない熟語が出ると思考停止する人
英熟語で瞬間解答力を身に付ける
『解体英熟語 改訂第2版[ブック型]』
[特徴]
先に言っておきます、分厚いです(笑)そのため最後まで取り組まない人がほとんど。でも、だからこそ差がつく英熟語帳、いや問題集としてご利用ください。ただ覚えていくタイプの熟語帳ではなく、すべての熟語に基本問題がついていて、それを解きながら覚えるスタイルです。なので、基本的な英単語や文章読解ができる必要がありますので初心者は取り組まないでください。1周取り組み終わった人は達成感を味わえ、2週目終わったころには自信がつき、8割正解できるようになれば模試や過去問の読解や文法問題の処理スピードが飛躍するはずです。◎こんな人にオススメ
・一通り英単語は覚えた人 ・英熟語があいまいな人 ・英語処理能力を上げたい人 ・英熟語で無双したい人
知らない単語は推測で攻略
『英単語の語源図鑑』
[特徴]
難関大を目指す人が必ず陥るのが分からない単語との出会いです。その語彙力を一気に増やす裏ワザを教えてくれるのが本書です。英単語は適当な文字の組み合わせではなくて、キチンとルールに従って作られています。その基本ルールを非常に分かりやすく、しかもイラストで紹介してくれるので頭に定着しやすい。辞書で単語を調べる以上に、こちらで単語を調べてみると、芋づる式に派生語も覚えらてしまいます。難関大志望の人はぜひ取り組んで下さい。◎こんな人にオススメ
・語彙力を一気につけたい人 ・知らない単語も正解したい人 ・難関大志望の人 ・中学~高1の英単語は覚えた人
英文読解するための土台を築く
『大学入試 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編音声ダウンロード付』
[特徴]
「いちばんはじめ」と帯で説明されていますが、中学レベルの英文があいまいな人は難しく感じるはずです。しかし、他の英語読解の本ではほとんど説明されていない部分まで細かく解説されています。「例題⇒確認⇒発展」とレベル別に問題が分かれているので、まだ理解力が低い人は例題だけをまず取り組むと良いでしょう。1冊しっかり学習し終えたころには、「どうしたら具体的に英文を読めるようになるか」を理解し使いこなせるようになっているはずです。◎こんな人にオススメ
・中学レベルの英文は理解している人 ・単語を覚えてもいまいち英文が読めない人 ・「品詞」「文型」などの理解があいまいな人
英文法の単元学習マスター
『大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス シリーズ』
[特徴]
とにかく解説が詳しく分かりやすい。ヴィンテージやネクステなどの英文法問題集を取り組んで挫折した人には、特にオススメします。問題数は少ないですが、1つ1つの単元を納得感をもって学習できるので、本書をしっかり演習してから他の問題集に進むのがちょうど良いです。模試で間違えた問題は、このポラリスに戻って復習してみましょう。なぜ間違えたのかがハッキリするはずです。レベルは1と2だけでも十分ですが、偏差値60超えるあたりの大学であればレベル3までマスターしておくと楽です。◎こんな人にオススメ
・基礎の英文法は理解している人 ・学校指定の文法問題だと解説が物足りない人 ・英文法で応用力を身に付けたい人
熟語・会話・発音問題に強くなりたい
『大学入試問題集 関正生の英語頻出問題ポラリス[1 標準レベル] 熟語・多義語・語彙・会話・発音・アクセント』
[特徴]
発音・アクセント問題、会話表現の問題、熟語や語彙力(言葉の意味を判断する)問題は受験生が結構適当に勉強しがちな分野です。英文法の単元学習をした後に、これらの頻出パターンをしっかり演習して身に付けると点数が一気に上がります。特に受験で出題される場合は、得点源にしやすいので、ぜひマスターしておきましょう。こちらは、上記の英文法のポラリスと同じ関正生先生の本なので、既にそちらを一通りこなしていれば内容理解はスムーズにいくはずです。順番としては英文法の方をしっかり演習し終わってから、本書に入るのがちょうど良いです。◎こんな人にオススメ
・中学レベルの英文は理解している人 ・単語を覚えてもいまいち英文が読めない人 ・「品詞」「文型」などの理解があいまいな人
英文法のランダムチェック
『竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題 (大学受験プライムゼミブックス)』
[特徴]
単元別ではなく全範囲からランダムに出題される問題集です。無駄にたくさん解く演習とは異なり、解説が1つ1つ非常に丁寧で、しかも600題も用意されているので確かな実力が身に付きます。総合的な演習から自分の弱点に気づけるので、何を復習すべきかが分かるはずです。必要であれば単元学習の英文法に戻って演習してから再度本書に戻って学習すると良いでしょうね。◎こんな人にオススメ
・単元学習が一通り終わった人 ・英文法の実力チェックをしたい人 ・自分の英語の課題に気づきたい人 ・志望校の合格平均点を答えたい
最短で並べ替え問題を攻略する本
『英語整序問題速攻100題―1日20分5日間完成』
薄めの本ですが解説が詳しいので、サクッと終わらせて達成感を得やすい問題集です。センターレベル(現:共通テストのこと)と書いているので古くて使えない?と思いがちですが、私大対策には十分使えます。偏差値50くらいの大学を志望している人にはちょうど良いレベルの内容です。1冊しっかり取り組むだけでも合格点には達するはずです。ただし、通常の文法問題を一通り取り組んでから実施するようにして下さい。基礎的な文法知識がないままだと、解説を読んでも理解が不十分になってしまいます。また、入試直前に実力チェックとしても利用して欲しい内容です。◎こんな人にオススメ
・整序問題(並べ替え)が苦手な人 ・一通りの基礎英文法は理解している人 ・入試前の実力チェックをしたい人 ・あまり時間かけられない人
並べ替え問題を確実にする本
『英文法・語法良問500+4技能 整序英作文編』
[特徴]
ただ問題が多いだけでなく、それぞれの解説の充実度が高い。しかも整序英作だけでなく、総合的な文法力の強化や英文解釈、英作文にも役立つポイントがまとまっています。問題数が多くレベルが高いものもあるので、偏差値55~60の大学を目指す皆さんであればしっかり正解しなければなりません。単純な知識や基本的な文法理解が足りていない可能性が高いです。自分の甘い部分を本書で克服しておきましょう。そうすれば、整序問題に関しては間違えることがほとんどなくなるはずです。◎こんな人にオススメ
・整序問題を得点源にしたい人 ・一通りの基礎英文法は理解している人 ・入試まで半年以上時間がある人 ・英作文の練習もしようと考えている人
基本英文の和訳を身に付ける本 動画付き
『入門英文問題精講 4訂版』
[特徴]
問題文量は少な目で、1つ1つ解説が丁寧です。しかも、ただ日本語訳を教えてくれるわけではなくて、「この単語の使い方は○○」「この形は▲▲という働きがある」とポイントがまとめてくれるので納得しながら和訳を学べます。さらに動画付きなので、参考書学習に慣れていない人も無理なく進められます。また、嬉しいことに問題編が別冊になっていて、復習がしやすいのも利点です。◎こんな人にオススメ
・いまいち英文の読み方が分からない人 ・定期テストで点数が取れていない人 ・基礎から着実な英文解釈を身に付けたい人 ・模試の基礎的な英文が読めるようにしたい人
英文構造解釈の基本土台
『大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 基礎英文解釈の技術100[CD付新装改訂版] (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)』
[特徴]
英文解釈の大定番。英文構造を一つ一つ丁寧に説明してくれるので、少し難しめの文章でも具体的にどうすれば読めるのか理解できます。今まで何となく英文を読んできた人には特に大きな学びが得られるはずです。ただし、最後にまとめられている「和訳」部分は、あまり参考にしないでください。誤解を与える表現や、その前までに構造の説明していたものとズレているものがあります。「なんでこうなるんだろう?」と最後の最後に悩んでしまうかもしれませんが、あくまでも本書は、和訳の前で説明されている「英文の構造を把握する練習」と考えましょう。和訳のための参考書ではありません。◎こんな人にオススメ
・中学レベルの英文は問題なく読める人 ・難しい文章になると急に思考停止する人 ・模試で標準的な英文が読めるようにしたい人
英文解釈力を徹底的に鍛える名著
『英文読解の透視図』
[特徴]
難関大受験生向けの英文解釈問題集。はっきり言って難しい、最初の文章から難しい、冷や汗が止まらなくなる人もいるかもしれません。本書はチャレンジ問題が先にあって、テーマ問題が続きます。解く順番はテーマの方(短文)から取り組んで下さい。今まで解説してもらえなかった考え方や視点をいくつも教えてくれます。それを何とか耐えて習得してからチャレンジ問題に取り組んで下さい、長文ですがテーマ学習した後であればそれほど高いハードルではなくなるはずです。そして、本書をじっくり取り組んだ人は、模試や入試問題の内容把握スピードと質に驚くはずです。偏差値55きるぐらいの大学であればオーバースペックですが、英語を得点源にしたい人はぜひ心折れずに取り組んでもらいたい。◎こんな人にオススメ
・標準的な英文は問題なく読める人 ・英語を得点源にしたい人 ・共通テストマーク模試で7割超えた人
英語長文の最初の1冊
『大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル1 超基礎編 新々装版』
[特徴]
長文問題ですが、文章1つ1つ細かく丁寧に解説されていて非常に分かりやすい解説が載っています。英単語も英熟語も英文法も英文解釈も一緒に学べるので、今まで取り組んできた英語学習の総合復習教材としても利用できます。さらに、英語長文は音読教材として利用するのも重要なんですが、音読のやり方も説明されていて他の長文と比べると完成度が非常に高い。英語長文を取り組む1冊目としてぜひオススメしたい1冊です。◎こんな人にオススメ
・いまいち英文の読み方が分からない人 ・定期テストで点数が取れていない人 ・長文の読み方が分からない人 ・英語の総合力を身に付けたい人
最新傾向と定番テーマの長文を両方学べる
『大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション1 スタンダードレベル』
[特徴]
「文と文のつながりを見抜くポイント」「長文の解き方」が一目でわかる構成になっていて非常に学習がしやすい。しかも問題のテーマがユニークで、最新傾向のダイバーシティ・携帯依存症もあれば、「親」「幸福感」という時代に関係なく扱われるテーマの両方が収録されている。非常に実践的な入試問題で、理系文型問わずどの受験生にも取り組んで欲しい内容です。◎こんな人にオススメ
・長文の読み方をレベルアップさせたい人 ・頻出テーマを知りたい人 ・過去問を解く前に実力チェックをしたい人 ・英語の総合力を身に付けたい人
2020年代最新の英文問題にチャレンジ
『大学入試 レベル別 英語長文問題ソリューション 最新テーマ編1 スタンダードレベル』
[特徴]
上記のソリューションと同様な構成ですが、最新テーマに特化したものです。上記のものを取り組んだ上でさらなる演習を踏みたい人はチャレンジしてもらいたい内容です。「太陽電池」「クレジットカード詐欺」「ストローの紙化」など現代ニュースでよく出てくるような話題について、英文だけでなくコラムで解説してくれます。普段ニュースあんまり見ない、っていう受験生は本書で教養を高めて頂きたいです。◎こんな人にオススメ
・長文問題の演習をもっとこなしたい人 ・ニュースを普段見ない人 ・過去問を解く前に実力チェックをしたい人 ・英語の総合力を身に付けたい人
細かくレベル設定された長文演習の要
『関正生のThe Rules英語長文問題集シリーズ』
[特徴]
ポラリスシリーズと同じく関正生先生の本です。受験生は、長文を読むときに何となく読んだり解いたりする人があまりにも多い。それは学校や予備校で様々習っているはずなのにできていない。その理由は「確実なルール」がないから。知っている文章なら取り組めるが知らない文章ではできない、それでは受験は突破できない。本書は、現状のレベルに応じて1~3まで準備されている(本当の最高レベルは4ですが、こちらは英語強者のみ使用してください)。どのレベルの英文にも共通したルールを基に、自習でも、模試でも、本番の入試会場でも取り組めば、きっと答は自ずと見えてくるはずです。その喜びを受験生たちにぜひ味わってもらいたいです。◎こんな人にオススメ
・自分のレベルにあった練習をしたい人 ・長文演習量をこなしたい人 ・長文の点数が安定しない人 ・英語の総合力を身に付けたい人
志望校&同レベル大の過去問
『赤本などの過去問 シリーズ』
[特徴]
自分の志望校の大学、そして同じくらいの偏差値で問題形式が似ている過去問を選んでください。解くタイミングは、できれば3年生になる前の春休みです。解けなくても構いませんので、どういう問題が出題されるのか、制限時間が何分なのかは知っておこう。また、ある大学で出題された問題が別の大学で出題されることはよくあります、特に同じレベルの大学であれば、見かけ上ほとんど同じ双子みたいな問題が出ることもあります。また、同じ大学でも別の学部の問題や、個別試験日程と全学部試験日程の問題を片方だけ解くのはもったいないので、必ず取り組むようにしてください。理想は6年分、最低でも3年分は解くようにしておきましょう。