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東大合格請負人時田啓光による、志望校に合格するための勉強法
2022-06-22

偏差値55~60大学 高校世界史 参考書&問題集ルート (東大合格請負人 時田啓光 合格舎)

こんにちは、東大合格請負人の時田啓光です。

目標大学別の高校世界史の学習参考書ルートを紹介します。
※偏差値は河合塾発表のものを参照しています。受験方式によっては世界史が不要の学部もありますのでお気を付けください。


偏差値55-60の大学編※


※明治(政治経済、経営、商、国際日本)、青学(経済、地球社会、国際政経)、同志社(法、経済、商、グロー地域)、立教(経済)、学習院(国際社会)、中央大(法、総合経済、文、、総合政策、国際経営)、法政大(社会、国際文化、法、経済)、立命館(産業社会、国際関係、経営、経営)、名古屋外国語(外国語)、関西大(法、経済、社会、外国語)、関西学院大(法、文、教育)、近畿大(総合社会)など

世界史初心者はマンガから

『ゆげ塾の構造がわかる世界史【増補改訂版】』

[特徴]

世界史って覚える事がたくさんあって大変そう、そんなイメージをぶっ壊してくれます。「黒人はなぜ足が速いのか」「なぜアメリカは銃をもっているのか」などの答を歴史から教えてくれます。思わず「へーそうなんだ、なるほど」と言ってしまうでしょう。マンガとしても面白く構成されていますし、歴史が暗記科目ではなくて「理解」していく科目だと分かるはずです。勉強という堅苦しさは一切ありませんので、まず読み物としてこちらを読んでみてください。

◎こんな人にオススメ

・英語に苦手意識が強い人
・何していいか分からない人
・マンガ読むのは好きな人

世界史はまずタテから一気に見ていこう

『タテから見る世界史 パワーアップ版 (大学受験プライムゼミブックス)』

[特徴]

世界史の教科書で勉強しようとすると、時代も場所もドンドン変化していって「今なんの時代?」「あれ?今どこの地域の話してんの?」と迷子になる人がたくさんいます。本書は、各地域ごとに最初の時代から最後の時代まで一気に通して学べます。内容は薄い、だからこそ読み切れます。細かく色々覚えろ!って言われると疲れちゃいますが、ざっくりどんな事があったのか重要な出来事だけ教えてくれると続けて学びやすくなります。そんな歴史初心者の人にこそオススメしたい内容です。

◎こんな人にオススメ

・世界史は話が長くて読み切れない人
・簡単にまとまったストーリーで学びたい人
・学校の定期テストで点数が取れない人
・まだ世界史をほとんど勉強していない人

タテが終わったらヨコを学ぶ

『ヨコから見る世界史 パワーアップ版 (大学受験プライムゼミブックス)』
[特徴]
世界史の問題を解く時に、非常に役立つのは「同じ時代に起きた出来事」を知っておくことです。1つの地域だけで考えても分からないことが、別の地域の影響を考えると「なるほど!」って納得できることがたくさんあります。原因と結果のつながりを考える習慣をつけておくと、共通テストの新傾向の問題も国立の記述問題にも応用できるようになります。初心者も、応用力をつけたい人にも幅広く役立つ参考書です。

◎こんな人にオススメ

・それぞれの地域(タテ)の歴史を一通り知ってる人
・出来事がなかなか覚えられない人
・複数地域にまたがる問題を解けるようにしたい人
・応用力をつけたい人

必ず使いたい辞書

『世界史用語集 改訂版 アプリ付き』

[特徴]

用語の説明はもちろん、重要度を数字レベルで教えてくれる辞書。電子辞書に用語集が入っている人もいると思いますが、少し古めの用語集(2018年以前のもの)や専門的すぎて使いづらい用語集(山川と角川)だったりする場合があるので注意です。ただ調べるだけであれば電子辞書でも良いですが、テストのために理解したり覚えるには私は紙の用語集である本書をオススメします。教科書や問題集で「これってどういう意味なんだろう?」となったらすぐ本書で調べよう。調べたら「正の字」で調べた回数を書いておくと重要度がよりハッキリ分かるようになります。さらに、アプリでは本書に載っていない地図や写真など資料も見れるのでぜひ活用しましょう。

◎こんな人にオススメ

・世界史を学ぶ全ての人
・教科書の説明だと物足りない人
・基礎学習から入試対策まで一貫した学習をしたい人

重要ワードを一気に学べる

『世界史用語 マルチ・トレーニング (武田塾一冊逆転プロジェクト)』

[特徴]

世界史の流れ学習、地図学習、年表学習が効率的にできる難関大志望者向けの問題集です。文章は、各国の歴史別に流れになっているタテの世界史学習になっていて内容を掴みやすく編集されています。しかも穴埋め問題を通して、かなり細かい用語までカバーしているので難関大志望者にはありがたい内容です。おすすめはこの文章を音読して、何も見ずに言えるようにしておくことです。また、重要な地図をまとめた問題ものっているのですが、ぜひ活用したいのはQRコードで飛べる地図解説授業です。その地図にまつわる背景知識を動画で教えてくれるので理解度がかなりつきます。さらに年表学習、文化史がまとまっていますので、まとめて一気に覚えていけます。タイトル通りマルチ学習が可能な本書で徹底的に世界史の土台を鍛えましょう。

◎こんな人にオススメ

・効率よく世界史を学びたい人
・重要な用語をまとめて知りたい人
・全体像の把握ができていない人
・定期テスト対策も模試対策もしたい人

読み取り問題を制覇する

『共通テスト 世界史B 資料・図版の読解問題64 (共通テストCROSSシリーズ)』

[特徴]

共通テストを受ける人も受けない人も、難関大志望者には資料を読み取る練習は必須です。ただ用語を覚えた、というだけでは読み取り問題は解けません。難解な史料や図をどう具体的に読み取るか、その指針を教えてくれます。演習量に対して点数の伸びが悪い人は、この読解演習が不足していることがよくあります。教科書などの決まりきった文章では学べない演習をしたい人や、細かい単元学習では考えない100年単位でモノの流れを見る演習をしたい人はぜひ取り組みましょう。

◎こんな人にオススメ

・共通テストを受験する人と難関大志望者
・初見問題に強くなりたい人
・点数が伸び悩んでいる人

レベルを絞った用語暗記が可能

『一問一答 世界史 ターゲット 4000 三訂版』

[特徴]

比較的問題量が少なく、しかもレベルに合わせた演習が可能な一問一答形式問題集。問題数は4000問ですが、1問で複数用語が質問されているので4000語以上学習できます。学習の仕方も丁寧に説明があるので、問題に入る前に最初の説明をよく読んでから学習するようにしておきましょう。偏差値50程度であれば共通テスト~私大上位レベルの2170問は9割正解できるように演習しておきましょう。余裕があって、世界史を得点源にして周りと差をつけたい人は「難関大で必ず覚える920」を7割程度覚えておくと良いでしょう。「難関大で差がつく」は解く必要ありません。

◎こんな人にオススメ

・定期テストレベルから入試レベルまで網羅したい人
・レベルに合わせて効率的に学習したい人
・その他大勢と差をつけたい人

地図問題をマスターしよう

『ビジュアル世界史問題集<改訂版> (駿台受験シリーズ)』

[特徴]

世界史の模試や入試問題を解いていると、地図をイメージできているかどうかで大きく点数差が開いてしまいます。本書は、世界史の重要事項が全て地図で紹介されています。覚えたつもりになっている単元を地図から復習したり、用語を覚える時に地図を確認して学習したりすることで学習効果が飛躍的に向上します。時代によって領土拡大した影響、どこの川の近くで栄えたのか、貿易の関係性など具体的に学ぶ上で必須の参考書であり問題集です。地図に特化したものは他にほとんどありませんので、ぜひ活用しましょう。

◎こんな人にオススメ

・地図問題が苦手な人
・世界史の流れをイメージできるようにしたい人
・用語の暗記から抜け出して世界史強者になりたい人
・その他大勢と差をつけたい人

難関大志望者のバイブル問題集

『HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集 (大学受験TERIOS)』

[特徴]

難関大の世界史の入試問題を解くと「この用語知らない」「こんな問題見たことない」「正誤判定分からない」と苦しんでしまいがちです。そんな難関大の問題に立ち向かうための演習書といえば本書です。ただし、中途半端なレベルで取り組むと分からな過ぎて痛い目をみるでしょう。すさまじい問題量とそれに対する解説の分厚さで圧倒されることは間違いありません。しかし、世界史の学習が一通り終わっていて、ハイレベルな力を身に付けようと思った人は必ず通るべき1冊です。解説表記に「難関大」と「最難関大」というチェックポイントがありますが、偏差値55~60あたりの大学を受ける人は難関大までが必須だと思ってください。世界史で無双したい人は最難関大まで取り組みましょう。

◎こんな人にオススメ

・世界史は一通り学習が終わった人
・世界史のレベルをグンと上昇させたい人
・難関大志望で世界史を得点源にしたい人
・その他大勢と差をつけたい人
・特に私大受験生

最後の仕上げ

『関東難関私大世界史問題集』

[特徴]

自分の志望大学レベルだけを幅広く演習できる難関志望者向けの問題集です。上記のヒストリアだけでも演習は十分ですが、余裕があればここまで取り組んで下さい。ヒストリアとかぶっている部分ありますが、問題演習をさらに深めて自分の穴を徹底的に無くしたい人が取り組みたい内容です。関東とついていますが、関西などの難関私大受験生にとっても実力が付きます。分野別に学習できますので、自分の課題だけを集中して演習もできますし、得点源にしたい分野演習も可能です。過去問を解く前の最後の仕上げに取り組みましょう。

◎こんな人にオススメ

・世界史を得点源にしたい人
・最終実力チェックをしたい人
・本番の入試のような実戦的な演習をしたい人
・問題演習量で差をつけたい人

志望校&同レベル大の過去問

『赤本などの過去問 シリーズ』

[特徴]

自分の志望校の大学、そして同じくらいの偏差値で問題形式が似ている過去問を選んでください。解くタイミングは、できれば3年生になる前の春休みです。解けなくても構いませんので、どういう問題が出題されるのか、制限時間が何分なのかは知っておこう。また、ある大学で出題された問題が別の大学で出題されることはよくあります、特に同じレベルの大学であれば、見かけ上ほとんど同じ双子みたいな問題が出ることもあります。また、同じ大学でも別の学部の問題や、個別試験日程と全学部試験日程の問題を片方だけ解くのはもったいないので、必ず取り組むようにしてください。理想は6年分、最低でも3年分は解くようにしておきましょう。
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