新高1の学習スケジュール数学① (東大合格請負人 時田啓光 合格舎)
新高校1年生の皆さん、来月いよいよ高校生活スタートです
しかし大学受験勉強は既に「スタート!」の合図は出ています。
え?まだ授業も始まってないよ?と思うかもしれませんね。
ハイレベルな中学、中高一貫の進度が非常に早い中学生を除いて
高校入試の感覚で大学受験を考えると危険です。
まずそれを説明する前に次の問題を見ください。
※都立高校も奈良大の問題も小問レベルの問題です
「なんか文字がいっぱいあって難しそう…」
「え?偏差値40の大学でこんな問題出るの?」
おそらくこんな事を感じた人が多かったと思います
高校入試と大学入試の偏差値は全く別物です
なぜなら
高校進学率が98.9%に対して大学進学率は54.4%だからです。
※文科省データ参照(高校進学率は2021年度、大学進学率は2020年度)
ということは
100人いたら99人は高校進学するのに対して
100人いたら55人しか大学進学していないのです。
つまり、偏差値50をとるためには
高校入試の場合はテストで上から50番目にいれば良いですが
大学入試の場合はテストで上から27~28番目にいなくてはいけません。
さらに厳しい話をします。
一般的な公立高校入試であれば
中学校で習うような標準的な問題が出題されたと思います。(もちろん一部除きます)
しかし大学入試は各大学ごとに出題範囲や内容、試験時間も異なります。
50分の短い試験もあれば150分の長時間試験もあります。
では高校に入学して授業を受けるだけで入試対策になるかというと、
残念ながらなりません。
これは高校の授業のレベルが低いわけではありません。
学校の先生方は日々授業の質向上のため努力を
惜しまない方はたくさんいらっしゃいます。
ですが、各生徒の志望大学に合わせて
授業を実施するのが実質不可能なんです。
先ほども言いましたが、各大学ごとにテスト内容が異なるので
全大学の試験内容を網羅するのは時間的にもカリキュラム上も
はっきり言って不可能なのです。
そのため
自分で学習スケジュールを立てることが必須です。
では、どうやってスケジュールを立てれば良いかというと、
現役で大学合格した先輩たちが
いつまでに何をしているのかを
まずは知ることが大切です。
ポイント① 短期間逆転合格の人を参考にしない
それは、”その人は”うまくいったかもしれませんが
誰にでも当てはまるやり方ではないことがありますのでで、
あくまで「こんな人もいるんだ」と
思う程度にすることをオススメします。
ポイント② ハイレベル中高一貫のカリキュラムを知る
一般的な進学校では、3年間かけて大学入試に必要な
科目の勉強を終わらせるところは少なくありません。
しかし中高一貫校やハイレベルな高校では
高校2年生のうちには全科目全範囲終わらせています。
つまり1年間の差が生まれているのです。
ですから、ある公式を
高校3年の秋に初めて知る人と
高校2年の夏には既に知っている人がいる
こういう現実があるのです。
今回非常に厳しい話をしましたが、
次回はもう少し具体的な時期と教材の話をしたいと思います。
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