2020-08-29
本日の合格舎 生徒との古文授業紹介[大学受験コース] 2020.8.29
今回は生徒Bとの古文授業を紹介します。
↓↓古文のやり取り↓↓
E「古典文法プリント、進めてみました」
私「どれぐらいの量できた?」
E「3日で12~15ページぐらいです。でも、できない日もありますね」
私「うん、それで良いよ。毎日決まった量を確実にこなすのはハードルが高いし、それができることは目的じゃない。」
E「良かった。で、質問いいですか?」
私「うん、どうぞ。」
E「この文章やってて、今まで自分が”音便”というものを適当に扱っていたのが分かりました。正直、よく分かってなくて、これどう考えたらいいんですか?」
私「具体的に、どこを見て、その音便が分からなくなった?」
E「例えば、”書きて”は”き”があるからイ音便なのはわかるんですが、”持ちて”は”ち”だからイ音便なのかなって思ったんです。」
私「なるほど、たしかに。でも、そこまでは考えたんだね、とりあえず分かりませんでしたっていう姿勢から変化したね。」
E「そうですね、自分で考えないと、結局、分かったつもりになっちゃうので。」
私「うん、良いことです。話を戻すと、”書きて”って言葉を読みやすく考えると”書いて”ってなるのは分かる?」
E「はい、分かります。」
私「では、”持ちて”を読みやすくすると、なんて読む?」
E「…持って、ですか?」
私「そうだね。だから”つ”にかわるので促音便です。」
E「あーそういうことですね。そしたら、”呼びて”は、えーっと、”呼んで”になるから…撥音便?」
私「正解!そしたら他の文章も同じように分析してご覧。」
分かったつもりからの脱却
どこが分からないか分からないからの脱却
いわゆる勉強苦手な人が
抜け出さないといけない状態は
必ず抜け出せます
キッカケさえあれば
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