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東大合格請負人時田啓光による、志望校に合格するための勉強法
2021-03-17

Web指導のみで第一志望に合格した浪人生 中編 (時田啓光 大学受験コース 合格舎)

3月から全科目対応大学受験コースを始めた浪人生Aさん

遠方だったので、Webのみで対応しました。

第一志望合格を勝ち取った話の第2回目の話→前回の話(勉強スタート時期編)
完全にオンライン授業のみで始まったAさんの受験勉強
学力はかなり低く、偏差値でいえば30台(英語は29程度)
教科書レベルの内容も「知らない」「見たことない」
と言ってしまうほどでした。
しかし彼が優れていたのは「報告と質問回数」
ウチの塾では、毎日LINEで「勉強報告」をしてもらっています。
~ある日のAの報告内容~
数学の○○を53分学習、この変形のやり方が分からないので教えてください。
英語の△△を48分学習、なぜこの英文法になるか教えてください。
英語プリント正答率38%、復習します
物理の50分学習、この原理が分からないので教えてください。
英単語20分学習
数学の●●を1時間30分学習、このプリント終わりました。次のプリントください
英語プリント復習30分
彼の場合は、それほど長々とまとめを書きませんが、
こうやって取り組んだ内容はしっかり報告してくれました。
今年度であれば、Aさんが最も報告回数が多かったです。
さらに、学力のわりに質問の回数がとても多かったのが印象的でした。
というのも、たいてい学力が低い子は「何が分からないか分かってない」
または「どうやって質問していいか分からない」ために
質問回数は少ない傾向にあります。
しかし、ちょっとでもつまづいたら「聞く」
知らなかったら「聞く」
手が止まったら「聞く」
いわゆる失敗経験を成功体験にしていく作業がとても多い
こういうタイプは強くなります
正直、彼自身は「失敗」とは思ってなかったと思います
他の人は知ってて自分は知らないことを恐れず
教えてもらうほうがお得、という実感があったんだと思います。
この行動は、今思い出しても尊敬します。
もともとの能力も大事ですが、
行動回数と信じる気持ちが
結果を大きく変えられる、と
彼が証明してくれました。
次回は、受験を本格的に見据えた時期から合格までを話します。
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